日本ルフト株式会社

科学機器部

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圧密方式 粉体流動性テスター

logoEvolution Powder Tester

粉体は、晒される状況によって振る舞いが大きく変わります。Evolutionは、圧力下による凝固状態の粉体の流動性を評価する装置です。凝固状態の評価は、せん断方式が知られておりますが、Evolutionは、より簡便に流動性を評価することが可能です。一軸圧密により粉粒体の単軸崩壊応力 (unconfined yield strength)を直接測定します。圧力を数点変えて、崩壊応力を求め、フローファンクションを描くことで、幅広い粉体の特性を得ることが可能です。

特徴

重り、または装置により粉体を圧密させ粉体塊を形成し、その粉体塊が崩壊するのに要する力を測定

標準測定時間約3分

簡便な操作性

少量

せん断法と比べ多くの利点
数分で測定、複数圧力で測定する場合、常に新しいサンプルを簡便に使用可能
セルが小型のためサンプルを様々な条件下(オーブン等)で保存可能

原理

photoサンプルを測定セルに充填し装置へセットします。サンプルは、重り、または装置により設定した圧力(最大主応力)で圧密されます。次にセルを取り換えサンプル、粉体塊が破壊されるのに必要な力をロードセルで測定します(グラフ)。圧密応力は、最大主応力と呼ばれ、破壊に要する力は単軸崩壊応力と呼ばれます。同じ圧密下で崩壊応力が小さいほうが粉体塊が壊れやすく流動性がよいという評価になります。

photo数の圧力で測定された圧密応力における単軸崩壊応力をプロットすることでフローファンクションを解析できます。最大主応力/単軸崩壊応力の値はフローファンクションとよばれ、粉体流動性を分類することも可能です。
測定結果:・単軸崩壊応力 ・フローファンクション(ff) ・圧縮性 ・バルク密度

アプリケーション

・圧力下における凝固性、流動性測定
・ホッパーやサイロなどの詰まり改善
・流動改善剤
・各種粉体の流動性評価、医薬、食品、化粧品、金属、セラミックス、樹脂、顔料、トナー等

> 測定例

photoある粉体2種の測定例です。(横軸:最大主応力 縦軸:単軸崩壊応力) 圧密応力(最大主応力)を5点変えて測定。赤は、青に比べ、圧密応力増大に伴う崩壊応力の増大が大きいです。想定する圧力があればその圧力で測定することが重要です。圧密応力を変えて測定すれば、幅広い知見を得ることができます。

仕様

サンプル量 25cc または 75cc
接触部 材質 デルリン、アルマイト
圧力 0 ~ 350 KPa (ロードセルに依存)
寸法 146 mm (L) × 94 mm (W) × 332 mm (H)
データ処理装置 Windows, USBコネクタ
電源 80~230V, 3A