日本ルフト株式会社

科学機器部

  • photo

logoECD-3

ECD-3は、サブミクロンメートルの範囲まで、電極の充電で引き起こされた変形(膨張と収縮)を測定する研究用の測定器です。この膨張計は、リチウムイオン電池や他の挿入タイプ電極の研究のために特に開発され、水系の電解液と同様に有機電解液でも使用できます。ECD-3は、この分野の10年を越える経験の成果です。
高分解能のLVDT変位変換器は、数秒間から長期間継続する一回かつ同一の実験に渡る電極の寸法変化を50 nmから500 μmまでの範囲で検出します。試料の電極電位は、作用電極のすぐ近くに位置する参照電極に対してコントロールできます。
ECD-3には、電極電位、セル電流および温度と共に変位信号を記録するデータロガーが付属しています。また、変位信号および温度は付属のコントロールユニットのアナログ信号出力コネクターから出力されており、市販の電気化学ワークステーションやバッテリーテスターのソフトウエアに連続的に保存できます。

特徴

50nmの分解能を備えたフルレンジ500μmのLVDTセンサー

多くの異なる電極タイプの選択:結着フィルム(直径10 mm以内、厚さ1 mm以内)、バインダーを含まない粉末あるいは単結晶

製造材質の適切な選択による水系および非プロトン性での測定可能

長期実験のための高さ測定信号の低ドリフト

組立て、取扱が容易で、頑丈な構造

試料電極への荷重(約1 N)

広い温度範囲: -20~+70℃(温度調節チャンバー必要)

アプリケーション

> 測定原理図

photo

> 測定例

photo

> ECD-3-DL セットアップ例

photo

仕様

変位センサー LVDTセンサー
測定範囲 500 μm
分解能 50 nm
試料 結着電極、単結晶・結晶粒(オプション必要)
直径:< 10 mm、厚さ< 1 mm
試料への荷重 約1.0 N
化学的適合性 非プロトン性有機電解質(水性電解質はオプション必要)
セル電解液容量 約0.5 ml
操作温度範囲 -20~70℃
寸法(高x幅x奥行) 230×100×110 mm